リウマチ科専門医Dr. Hiroshi Chantaphakulによる日本語ヘルスセミナーを開催しました。45人の方にお越しいただき、「アレルギーを知る」というトピックで、次の題目についてお話ししました。
- アレルギー性鼻炎
- アナフィラキシーショック
- 気管支喘息
- アトピー性皮膚炎
- 食物アレルギー
- 鼻腔ポリープ(鼻茸)
- Q&Aコーナー
アレルギーは身近な問題です。「食物アレルギー」は、卵、牛乳、小麦、大豆、シーフード類などが多いです。食物アレルギーは、完全除去食が良いと考えられていましたが、子どもたちのQOLを考慮してのアレルゲンとの付き合い方、また院内でのフードチャレンジの方法もご説明しました。幼いころにアレルギー性鼻炎などで鼻に炎症が続くことで、将来的に鼻ポリープに発展してしまう可能もあります。また、幼い頃のアレルギー症状は、大人になって気管支喘息へと発展する可能性が、通常3-5%なのに対し、15%以上に高まるという研究もあります。アレルギーは遺伝疾患なので、年々アレルギー患者は増えています。アレルギーは、子どもから大人まで、生涯上手に付き合っていかなければいけない疾患です。近年は、今までにはなかった画期的なお薬や治療法が確立されています。アトピー性皮膚炎のひどいかゆみからの搔きむしりの悪循環を総合的に軽減させる治療や予防法もあります。
アレルギー科での相談をご希望の方は、公式ラインでも予約をお取りできます(毎日7-19時まで)ので、お気軽にお問い合わせください。
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Last modify: 11月 14, 2023