バムルンラード病院泌尿器科センターは、前立腺肥大症の患者さんを水蒸気療法で治療することに成功しました。現在、同センターでは100人以上の患者さんをこの方法で治療しており、タイ、そしてアジアで初めて、米国ボストン・サイエンティフィック社から良性前立腺肥大症治療における水蒸気療法の使用について認定を受けました。

 
健康上の問題は誰にでも起こりうるものであり、ライフスタイルに悪影響を及ぼし、日常生活を困難にすることもあります。予防医療で回避できるものもありますが、前立腺肥大のように加齢に伴い排尿障害になるものもあります。平均寿命が延びたことで、このようなケースは増加傾向にあります。
 
バムルンラード病院の泌尿器科専門医であるDr. Teerapon Amornvesukitは、最高の治療結果を提供するためのバムルンラード病院の継続的取り組みについて、次のように語っています。バムルンラード病院泌尿器科センターは、水蒸気療法で前立腺肥大症の患者さんを治療することに成功しています。 現在、同センターでは100人以上の患者さんをこの方法で治療しており、タイおよびアジアで初めて、ボストン・サイエンティフィック社から前立腺肥大症治療における水蒸気療法の使用を認定されたセンターとなっています。この認定は、過去9カ月間の水蒸気療法の臨床成績（水蒸気療法を受けた患者さんの満足度70～95％）および術後1カ月間の評価（患者さんの尿流量の改善）に基づき行われたものです。この低リスクの外来手術は10～15分程度で終了し、日帰りが可能です。リスクも少なく、患者さんへの影響もかなり軽減されます。性機能への影響もゼロか、あるいは最小限に抑えられます。重要なのは、心臓病、脳卒中、糖尿病、肥満などの慢性疾患をお持ちの方が、この治療法を利用できる可能性があることです。
 


また、バムルンラード病院泌尿器科センターでは、手術が必要な患者の95％以上に低侵襲手術の選択肢を提供しています。良性前立腺肥大症治療の治療を例にとると、薬物治療のほかに、水蒸気療法や外科的レーザー治療も行っています。提供している主な治療法は以下の通りです。

• HoLEP（Holmium laser enucleation of the prostate）は、尿道を塞いでいる前立腺の組織をレーザーで囲い込む方法です。この方法は、重症度に関係なく前立腺肥大症の治療に使用することができ、出血のリスクを抑えながら長期的に成果を上げることができるもう一つの選択肢です。また、前立腺の生検を行い、がんを発見することも可能です。また、HoLEPで治療した患者さんのうち、10年以内に再手術を必要とした人はわずか0.7％で、これは良性前立腺肥大症治療の中で最も低い再手術率となっています。
• ダヴィンチは、尿道がんや前立腺がんなど、さまざまながんの治療に用いられるロボット支援手術で、0.5～1cmの切開で済む一方で、ロボットアームが7方向に動いて術者を最大限コントロールできるため、非常に有効な手術方法です。これにより、複雑な臓器の精密な手術が可能になり、開腹手術に比べてはるかに精度が高くなります。また、手術中の出血が少なく、患者の回復が早いのもダヴィンチの特徴です。

 
バムルンラード病院泌尿器科センターには、豊富な経験と知識を持つ医師がおり、最新の手術器具を効果的に使用することができます。例えば、勃起不全（ED）は男性に見られるもので、テストステロンの低下や陰茎組織の劣化が原因となることがあります。しかし、薬物治療、外部真空ポンプ、注射、外科的陰茎移植など、多くの治療の選択肢があり、良い結果を得ることができ、薬物服用に伴うリスクを軽減し、患者の満足度が高く、陰茎感覚とオルガスム能力を維持することができます。

泌尿器科センター
バムルンラードインターナショナル病院
Aビル16階

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