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子宮頸がん

子宮頸がん は、タイ国の女性の間で 乳がん に続いて2番目に罹患率の高いがんで(統計元:2010年国立がん研究所)、日々、多くの女性の命を奪っています。 

ヒトパピローマウイルス(HPV)について知ろう
  • ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性交渉の経験がある女性であれば、人生のいずれかの時点で感染する可能性の高いウイルスですが、90パーセント以上の場合、症状や疾患を引き起こすことなく1~2年で自然に消えてしまいます。
  • 性交渉時のコンドームの使用は感染予防に効果がありますが、その予防効果は100パーセントではありません。
  • 性交渉の相手がたとえ一人でも感染の可能性はあるため、定期的にHPVのスクリーニング検査を受けることが重要です。
  • ヒトパピローマウイルス(HPV)、特にハイリスクHPVが子宮頸がんの主要な原因となります。
  • HPVの16型と18型の2種類が、子宮頸がんの大半の症例で見られることが明らかになっています。なお、16型が約50~55パーセントと最もよく見られ、18型は約15~20パーセントに留まります。
  • 医療データによると、18型は、より一般的となる可能性が高い腺細胞のがん(腺がん)において最も頻繁に見られます。
  • 腺がんは、細胞診(PAP検査)のみでは高い確率で誤診となることがあります。
  • 現在、アメリカコルポスコピー子宮頸部病理学会(ASCCP)は、30歳以上の女性における子宮頸がんの発見について、検査精度の向上に有効であることから、細胞診とHPV検査の併用検査を行うよう推奨しています。
  • 子宮頸がんスクリーニングにおけるHPV検査と 細胞診 の併用は、併用することで子宮頸部の前がん状態およびがんの発見精度が高まることが研究結果より明らかになっていることから、現在、臨床上の重要性がより大きくなっています。
  • 併用検査の結果は不明確さが少なく、ほぼ100パーセントの精度と確実性が高く、ハイリスクHPV(特に16型と18型)検査と細胞診結果が陰性である場合には、検査から数年以内の発症確率は非常に低いため、確信を持って次の検査まで3年の間隔を空けることができます。
  • HPVの特定の型に関するスクリーニング結果がより効果的な治療計画の策定、結果のモニタリングに有用となります。そのため、検査を併用することで子宮頸がんのリスク評価に関してもはるかに正確な情報を得ることができます。
子宮頸がんの診断にあたっては、子宮頸部からの細胞採取を行います。細胞は専用のヘラや綿棒、あるいは柔らかいブラシを用いてそっと丁寧に採取され、細胞保存液に入れて検査室に送られ、HPV検査と細胞診による異常の有無の検査が行われます。

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