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Coronary Angiogram(冠動脈造影)

冠動脈造影 とは、冠動脈(心臓に血液を送る動脈)の状態を確定診断する検査方法です。

検査方法
脚の付け根、手首または肘の内側から細いカテーテルを挿入して検査します。挿入部位は体の右側が望ましいとされています。検査中は局所麻酔を施し、大動脈の根元までカテーテルを通します。その後、冠動脈に造影剤を直接注射しながら撮影を行います。検査中の痛みはありません。
冠動脈の狭窄や閉塞とその状態を確認するための検査です。

非常に稀ですが、以下のようなリスクや合併症があります:

  • 心臓発作(0.2%)
  • 死亡(0.1%)(元々の症状が非常に不安定だった場合)
  • 穿刺部位からの出血(2%未満)(通常は簡単な処置で治ります)
マルチスライスCTを用いたCT血管造影法を利用できる場合もあります。

以下のような症状のある方:

  • 急性冠症候群(初発の狭心症、不安定狭心症、心臓発作等)
  • 重度の心臓弁膜症
  • 冠動脈疾患以外の既知の心筋症
  • 突然死を引き起こす症状から回復された方

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