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脊椎センター

脊椎センターについて
バルムンラードの脊椎センターはタイで最も有名な医療センターのひとつで、センター所属のスタッフは世界各地の専門家たちに背部や頸部の痛みに関する外科的・非外科的治療のトレーニングを行っています。脊椎センターでは、痛みのインターベンション治療や可能な場合には理学療法、また必要な場合には低侵襲の内視鏡手術など侵襲度の低い手法を用いて治療を行い、痛みが少なく、また回復の早い治療を何千人もの患者様にご提供しています。
 

バムルンラードの脊椎センターでは、最新かつ包括的な治療を背部や頸部に問題を抱える患者様にご提供しています。治療にあたっては最新の外科的、あるいは非外科的手法を取り入れており、全ての症例においてあらゆる角度から検討がなされ、根本原因に対処し症状を改善するために最善の方法で治療が行われます。これらの治療法には非外科的な治療やリハビリによる治療も含まれます。
 

年齢にかかわらず背部痛を覚える方は多くいます。座って過ごす時間やコンピューターを使用する時間が長くなるにつれ、高齢者だけでなく多くの成人が背部痛に悩むようになってきています。症状がひどくなると、生活の質や仕事の効率にも影響が出ます。

背中は主に3つの部位からできています:

 

1. 脊椎

脊椎は人体で重要な部位のひとつで、体重を支える人体の基礎です。首から腰にかけて相互に積み重なる椎骨と呼ばれる多くの骨で構成され、医療の現場では場所に応じて付けた番号で呼ばれます:
  • 頸椎は7つの椎骨からできています(C1-C7と呼ばれています)
  • 胸椎は12の椎骨からできています(T1-T12と呼ばれています)
  • 腰椎は5つの椎骨からできています(L1-L5と呼ばれています)
    上体の体重を支えているため、背部痛が最も起こりやすい場所です。
  • 仙椎は5つの椎骨からできています(S1-S12と呼ばれています)
    組み合わさって尾骨を形成しています。
 


Picture 1
spine2-JP.jpg
 
Picture 2
Picture 1 http://en.wikipedia.org/wiki/Spinal_cord
Picture 2 http://th.wikipedia.org/wiki/กระดูกสันหลัง

 

2. 背筋

背筋は腱と靭帯によって脊椎に付着しています。
 

3. 脊椎神経

脊椎腔には31の脊椎神経があり、体の様々な部位で受け取った近く情報を脳へ運ぶ役割を担っています。また、脳からの指示を各器官や体の各部に伝達しています。
 

背部痛のリスク要因

  • 年齢:年齢 にかかわらず背部痛を覚えることはありますが、年齢が上がるとともに起こりやすくなります。
  • 運動不足:運動を定期的に行わないと背筋が鍛えられず、脊椎を支えられなくなります。
  • 肥満:過体重だと脊椎に負荷がかかり、衰えが早まります。また、腹部に脂肪がつくと体の自然なバランスが崩れ、けがや事故の危険性が増します。
  • 病気:関節炎やがんなど、病気の中には背部痛を引き起こすものがあります。
  • 仕事:ものを持ち上げたり、押したり引いたりする作業を伴う仕事では、脊椎が一時的あるいは恒常的にひねられます。また、長時間デスクワークをする人の姿勢が悪い場合にも、背部痛を引き起こす可能性があります。

背部痛の原因

 

姿勢がよくない、脊椎の状態が悪いなど、背部痛の原因として様々なものが挙げられます。背部痛の原因としてよく見られるものとして以下が挙げられます:
 

  • 姿勢の悪さ:長時間パソコン(特にノートパソコン)を使うなどして、姿勢が悪かったり体を動かさずにいる人に背部痛が最も多くみられます。背中を丸める、猫背である、パソコンの画面に向かってのぞき込むように頭を下げるなどの悪い姿勢で座ったり、重いものを持ち上げようと背中を曲げると、曲がった脊椎に体重がかかります。
  • 背中のけが:事故やスポーツ(ラグビーやフットボールなど)が原因となって背中のけがが生じます。スポーツによる継続的な影響により、脊椎の衰えが加速する場合があります。
  • 先天性疾患:先天性狭窄症や先天性脊椎側弯症、先天性脊椎異常(移行椎)といった先天性疾患が背部痛の原因となることがあります。
  • 脊椎や筋肉の異常:脊椎や筋肉の状態も、背部痛の主な原因のひとつです。
  • 病気:肝臓疾患、卵巣や子宮の病気、腹部大動脈瘤、脊椎に移転したがんのために、背部に広がる痛みを覚えることがあります。

症状

 

痛みは背中にのみ生じる場合も、臀部や脚部に広がる場合もあります。同じ状態であっても、痛みの感じ方は人それぞれです。痛みの種類は鋭かったり、鈍かったり、痺れただけのように感じることもあります。
 

  • 首の痛みや背中上部の痛み
  • 背中中部の痛み(脚部にも症状を伴う)
  • 背中の痛み(脚部の痛みを伴う場合も伴わない場合もある)

受診の目安


時間が経つにつれて事前に治る背部痛もありますが、以下にひとつでも当てはまるものがある場合には直ちに受診する必要があります:
  • 3か月以上痛みが続く場合
  • 坐骨神経痛または神経根性疼痛(臀部、足全体に広がる痛み)がある場合
  • 休息しても改善しないひどい痛みがある場合
  • けがや転倒が原因となる痛みが生じている場合
  • 痛みに加え以下のような症状がある場合:
    • 排尿に問題がある
    • 脚部に衰弱をおぼえる
    • 脚部のどこかあるいは直腸に痺れがある
    • 吐き気、嘔吐、熱がある
    • 原因不明の体重減少がある

治療方法

 

背部痛の治療方法
背部痛に苦しむ方が、痛みを軽減し普通の生活を送れるようにすることが治療の目的となります。背部痛の原因や痛みを覚えている期間により治療方法は異なり、担当医は個々の患者様に合った治療方法を選択します。治療はまず痛みの原因を突き止めることから始まり、痛みを減らす最適の方法を見つけ出します。

 

一般的に、大別して2つの治療方法があります:

1. 保存療法
  • 支持療法:特定の代替的治療法がある場合以外には、まずは薬物療法、理学療法、休息から治療を行います。
  • 脊椎インターベンション:痛みの軽減や痛みの原因を特定する目的や、脊椎内の痛みの発生個所を特定するために行われます。他の保存療法の効果がなかった場合や、神経に門ぢあがあるために痛みが生じている場合などに適した治療方法です。


2. 脊椎手術
  • 放尿がうまく制御できない場合、脚部の衰弱があったり歩行ができない場合、また他の治療法によっても改善が見られない場合には手術が検討されます。患者様の状態や手術が必要となる状況に応じて様々な手術方法から選ばれます。
  

治療方法

脊椎センターでは侵襲度の極めて低い手法から、タイや世界でも最も難しいとされている脊椎手術や背部手術まで、様々な治療をお受けいただく事ができます。

 

理学療法

  • 超音波療法:高周波数超音波を用いてリハビリ、疼痛治療、筋挫傷治療を行います。
  • 短波治療:高周波数電磁流を用いて痛みの軽減を図り血行を促進します。
  • レーザー治療:レーザーエネルギーを用いて痛みの軽減を図り血行を促進します。
  • 運動療法:筋肉と関節の働きを高める目的で様々な運動を行います。
  • 温熱療法(ホット/コールドセラピー):痛み、炎症、筋挫傷を軽減する目的で行います。
  • 電気刺激:低周波数電気刺激で痛みや筋挫傷を軽減します。筋肉の能力を向上する目的で行われる場合もあります。経皮的末梢神経電気刺激(TENS)や干渉電流などが使用されます。
  • 牽引:けん引する機器を用いて頸部や脊柱を伸ばし、椎間板ヘルニアや骨棘を治療します。
 

インターベンション

  • 脊椎インターベンション

手術

  • 前方頸椎除圧固定術(ACDF)
  • 頸椎椎間板置換術
  • Endo-OLIF (O-armを用いた脊椎内視鏡手術、脊椎手術)
  • 脊柱管狭窄症の内視鏡下除圧術
  • 腰部および頸部椎間板ヘルニアの内視鏡による椎間板切除術
  • 椎弓切除術
  • 顕微鏡による椎間板切除術
  • 小切開で行うALIF治療
  • 腰椎経椎間孔椎体固定術(TLIF)
  • 脊椎固定
  • 椎体形成術及び椎体後弯矯正術



どの手法が適しているかご不明な場合には、当ホームページの症状に関するページをご覧ください:

  • 首の痛みや背中上部の痛み
  • 背中中部の痛み(脚部にも症状を伴う)
  • 背中の痛み(脚部の痛みを伴う場合も伴わない場合もある)

脊椎センターにて治療を受けられた患者様の体験談をお聞き頂くことができます。



 
脊椎手術を受けた患者様のインタビュー
 


何年も続いた背部痛が改善した患者様のインタビュー
 

低侵襲性内視鏡椎間板切除術により痛みが軽減し、左手の機能が回復したアメリカ人駐在員のインタビュー
 

 

Dr. Verapan Kuansongtham

専門

Neurosurgery
Spine Institute - Spine Surgery

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Assoc.Prof.Dr. Thanet Wattanawong

専門

Orthopaedics
Spine Institute - Spine Surgery

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Dr. Withawin Kesornsak

専門

Neurosurgery
Spine Institute - Spine Surgery

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Wg.Cdr.Dr. Ittipol Komonhirun

専門

Orthopaedics
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Dr. Sumroeng Neti

専門

Orthopaedics
Orthopaedics - Hand
Spine Institute - Spine Surgery

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Asst.Prof.Dr. Kanthika Wasinpongwanich

専門

Orthopaedics
Spine Institute - Spine Surgery

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Dr. Wattana Mahattanakul

専門

Neurosurgery
Neurosurgery - Spine Surgery
Spine Institute - Spine Surgery

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Assoc.Prof.Dr. Rattalerk Arunakul

専門

Orthopaedics
Spine Institute - Spine Surgery

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Prof.Dr. Ake Hansasuta

専門

Neurosurgery
Neurosurgery - Spine Surgery
Spine Institute - Spine Surgery

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Contact Number

  • 脊椎センター
    +66 (0) 2011 3077
    +66 (0) 2011 3078
    +66 (0) 2011 3079
  • Tele-Consultation with Doctor Click

Service Hours

  • 脊椎センター
    毎日:8:00 am – 8:00 pm

Location

  • 脊椎センター
    バムルンラード・インターナショナル、クリニックビル20階
Last modify: 11月 17, 2023
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